プロトの吸入器(2016年2月)

『院長日記』にも、書きましたが、あるメーカーさんが、院長のシステムをみて、”こんなのはウチでも出来る!」と、ナント!試作品の”初号機”を作ってくれました。
試作前に結構細かい注文と要望を出していたのですが、”ほぼ”クリア!?

プロトタイプとは思えない完成度です。
よくぞ作ってくれた!さすが電熱器の専門メーカー!

世界で、一台ポッキリの貴重な試作機を一月からしばらく当院で使わせてもらいました。

仔細のチューンアップはまだまだ必要でしょうが、蒸気の質は悔しいけれど”上質”と自負していた自分のシステムより更にきめ細かで、何とも言えない良い状態のものでした…。

素晴らしい!”と盛んに褒めちぎったところ、ボソリと「先生のところのシステムも、だいぶお金かかってますけれど、ウチのシステムも相当高く付いてますからね…。」と、自慢とも、自虐ともつかない複雑な表情で独り言…。

”いやー、日本の耳鼻咽喉科医が皆んな待ってますから、一刻も早い市販化を!”と、提案と注文と質問のレポートとともに、とりあえず励ましの言葉を一言…。

詳細はまだ書けませんが、大まかなスペックは以下の通りです。

〇作動 100Vの通常電源使用
〇給水方式は、汲み置き給水(タンクから)、もしくは水道より直接給水方式の双方可能(要軟水化)
〇治療レベルの蒸気を連続発生供給可能
〇サイズ A4サイズ(前方投影面積)
 ※2Lペットボトルを6本梱包した”箱”位で重さもそれくらい。
〇価格 オープン価格
〇市販時期 未定!

これらを見ただけでも(肝心な価格と市販時期が未定)、かなり現況を見据えたスペックを網羅していると思えるのではないのでしょうか?

今後、改良と実践を積んでどのような形に昇華してゆくのは分かりませんが、大いに期待したいところです。

使用状況はこんな感じです。

なぜ白黒なのかは、内緒ですが(笑)大まかなサイズが分かると思います。

基本的なパーツなどはこれまで熟成、錬成されたものですので、どれも見慣れたような感じだと思います。

このままで市販になる可能性は限りなく小さく、正直現時点ではいつ市販になるのかも分からないのですが、世の中の蒸気吸入器というモノの状況を考えますと、残された時間は限りなく少ないと思います。
何卒、メーカーの本気度と、少しでも早い市販化を切望するところです。

貸出予定機?(2016年6月)

第二弾の試作機です。

他社の流用パーツを使わず、すべて製作メーカーさんの自社パーツで組んだものですので、今後の量産型に比べればあか抜けしないであろう?のはご愛嬌。

遠近法で、大きく見えますが、サイズは初号機と一緒で、横置きの配置を試します。
今後は各パーツの位置を決定して、詳細を詰めてゆくことになるでしょう。

始動の流れは…
給水ホースをタンクに突っ込む(勝手に吸い上げてくれます)

スイッチを入れる(吐出安定まで7~8分)

…たったこれだけですが、吐出量は微調節可能です。
蒸気はとてもキメ細かく、つけっぱなしでも床がぬれたり、汚れたりすることは、まずありません。
蒸気に手をかざしてもほとんど濡れない位に本当に細やかな蒸気です。
吸入治療の立ち上がり時のタイムラグを嫌う方(私の事)は基本つけっぱなしです。
一日の蒸気発生に必要な水の量は連続7時間作動させて、4L程度ですので、写真の左下の給水タンクは5Lのもので十分です。

写真では便宜上タンクは下に置いてますが、設置場所は自由です。
ペットボトルに入れて吸入器の横や後ろに設置しても構いませんし、水道直結が可能ですしタンク使用も選択可能給水の自由度の高さは、売りのひとつかもしれません。

メーカーさんが結構気にしてくださいというのが、終業時のブローオフです。

使用終了したら、電源オフ時にタンク内の熱湯を排出する操作です。
写真下のタンクの横が排出したブローを受けるバケツです。

特徴 ①極めて上質の蒸気が連続発生可能 
     ※従来の機種に比して(比較するものが既に存在しないが…)大きな利点です。

    ②コンパクトなので置き場所を選ばない。

    ③給水の自由度が高い。水道直結可能、タンク給水可能と給水の煩雑さが激減!

短所 ①軟水器の設置:吸入器に使用するのは軟水で、一日に5L弱必要です。
           何日か水道水を直接使用しても全く問題ありませんが、長期使用は水垢付着⇒トラブルのもとです。
           軟水器のフィルター設置は浄水器と同じような設置方法です。
           当院はジェネレーターが大きく、フィルター寿命は一年位。フィルターの単価二万位ですのでもう少しコスパは
           良くなるのかもしれません。

   ②終業時にブローオフが必要:結構重要な行程らしく(蒸気発生器メーカーの矜持?)①、②は本体の寿命に相当影響するそうです。
           操作自体は難しいことではありませんが、冷間時にはタンクを空にしておくのが重要。

   ③熱発生が多めという意見が有りますが、京大式含めて、基本”湯沸かし器”なので或る程度は仕方ないのでは?

   ④価格 ;なんとか20万を切る価格にならないかと奮闘中

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