花粉症は一年中?

  「花粉症」で思い浮かぶのは“春”でしょうか?

嬉しくないことに春のスギやヒノキ以外でアレルギーを起こす可能性のある花粉はほぼ一年を通して存在します。   

イネ科の雑草は初夏から、秋にかけてアレルギーを起こす草花の代表です。   

イネ科:写真は(ホソムギ)初夏から梅雨時の雑草です。

イネ科の特徴として、その名のとおり稲のように細い葉っぱがスーっとのびていることがあります。
他にカモガヤ、ハルガヤなどたくさんの種類があります。
花粉そのものは、樹木のように長距離は飛びません。
飛んでせいぜい数メートルなのですが、とにかく近くにたくさん生えています。

草取りで鼻の調子が悪くなる人はイネ科?

秋の花粉症の多くは”キク科”の雑草が原因です。

キク科:写真は(ヨモギ)秋の花粉症の原因の一つです。

ヨモギもそうですが、その他にブタクサ、オオブタクサなど、名前は聞いたことがあると思います。


2014-09-21 「今年の」秋の花粉症

 秋は結構花粉症が”キツイ”季節です。こちらもご参照ください『花粉症は一年中?』

左はカモガヤ、下はホソムギ



…ホソムギのアップ








イネ科の雑草の特徴は、その名の通り、葉っぱが、稲のようにスーッと伸びて細長いことです。

今年は特に、

①上の、夏の花粉(イネ科の雑草)、が残っている状況で、
②下の、秋の花粉(キク科)が飛び出し、
③季節は秋の状況(寒暖の差が激しくなってきた)で体調がついてゆかず

…の”三重苦”の状況ではないかと考えられます。


左はブタクサ、下はオオブタクサ


ヨモギ









秋は通常ならば、イネ科は終わっている季節です。

先日『集団で鼻症状、体調不良者続出!異常事態?』のニュースの見出しがありました。
結局、病院で検査したら、草刈などによる『イネ科のアレルギー反応』によるものと判明したようです。

エー?「キク科」じゃないの?と思ってしまいましたが、今年は上記のトリプルパンチが多く出ているようです。

時節がら、風邪じゃないの?と思われることもあるでしょう。

風邪は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの鼻症状以外に

◎ノドの痛み
◎熱発
◎倦怠感、関節痛、食欲不振などの全身症状

等を合併しますので、上記症状の有無は、両者の鑑別の助けになります。

但し…

アレルギー性鼻炎は英語で 「Hay  fever 」と言います。
『Hay』;枯草、干し草の意味です。
『fever』;熱、発熱 ですね。

日本語でも「アレルギー性鼻炎」はこの直訳で「枯草熱」と呼ばれることがあります。
枯草(かれくさ)の時期に、「風邪」ではない、鼻がグスグスする、ちょっと熱発するような症状が出るものを総称したわけです。

確かにアレルギー性鼻炎でも、多少の熱発、全身症状は出ることが有りますので、この時期の体調不良は判断が”微妙”です。

2014年の、秋は上記のような傾向を取っていますが、来年の傾向は当然不明です。
温暖化の昨今、明日の事もわからないですね。

詳細な診断は医療機関にご相談ください。


避花粉ツアー?

避暑、避寒と同じように、春先の、スギやヒノキの花粉を避けるために、花粉症の時期に、花粉の飛ばない地域に移住するツアーがあります。

”避花粉ツアー”と呼ばれることもあります。

「避花粉地」で有名な沖縄には、緯度の関係で針葉樹は少なく、”杉”と名の付く木は植物園にしかありません。

それも一見して全然分からない…九州のスギとは似ても似つかず…、これです!といわれてもわからないくらいの”杉”です。
見るからに花粉は飛びそうでなく(九州の杉の木とは種類が違いますから)無害に見えます。

北海道も、”杉”はあまりないかもしれませんが、シラカバ、などの他の原因木が豊富ですね。

九州にも“避花粉”島があります。長崎の『的山(あづち)大島』です。

杉の植林率が、島全体の1%程度と少なく、アレルギーが少ないため、研究対象として長崎大学も定期的に検診を行い、花粉症有病率が、3%程度と、全国平均の10分の1程度といわれます。

風光明媚な離島という条件は、魅力的に感じる人とそうでない人に分かれるでしょうか。

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