花粉症について
花粉症とは俗称ですが、アレルギー性鼻炎の一つです。植物の花粉が鼻や目、喉などに入り込んでくしゃみや鼻水、眼のかゆみや充血など様々な症状を来たす疾患を総称して呼びます。
花粉症の原因となる花粉には、スギ、ヒノキ、マツ、ブナ、カバノキ、イネ科の雑草、ヨモギ、ブタクサなどのキク科の雑草など、実に様様な草木があります。
- ●スギ、ヒノキ(春)
- ●イネ科(初夏)
- ●キク科(秋)
福岡県地方で多いのは、上記の草木です。
花粉症とは俗称ですが、アレルギー性鼻炎の一つです。植物の花粉が鼻や目、喉などに入り込んでくしゃみや鼻水、眼のかゆみや充血など様々な症状を来たす疾患を総称して呼びます。
花粉症の原因となる花粉には、スギ、ヒノキ、マツ、ブナ、カバノキ、イネ科の雑草、ヨモギ、ブタクサなどのキク科の雑草など、実に様様な草木があります。
福岡県地方で多いのは、上記の草木です。
「穴」がやられる?ってなんのことかと思われるでしょう。耳鼻咽喉科領域の、首から上の症状では、「鼻の穴」をはじめ、「目」、「耳」、「のど」、とあとひとつは 「毛穴」です。皮膚についた花粉が、擦られる事により、バラバラにされ、毛穴から入り込むことによって皮膚症状が起こるのです。皮膚は強力なバリアーですが、花粉が多くて、体調が悪いなど、ネガティブな要素が重なった時に、このような症状が出ることが多いです。
白血球の顆粒細胞の一つ、好酸球です。アレルギーの検査で、血液中にこれが増えると、アレルギー反応(花粉症など)が起こっているヨ、といわれますね。
通常%単位で白血球中で好酸球5%以下が正常値です。
好酸球は、増えると悪い!悪玉!というイメージが強いのですが、実はアレルギー反応を起こすヒスタミンを中和してくれています。
増えたのは「仕方なく」?動員され「後始末」に来て「正しく」働いているというのが本当かもしれません。
さて、アレルギー反応を起こすとされる、ヒスタミンですが、これまた、悪玉!のイメージが強いですね。
院長も職業柄そのイメージが浮かびがちです((*´▽`*)。抗アレルギー剤にも「抗ヒスタミン剤」ってありますので、ヒスタミンやっつけろ!ヒスタミン悪い!って感じでしょうか?でも、抗ヒスタミン剤も眠くなりますしね…。ヒスタミンが過剰になれば体に悪いのは当然なのですが、なぜ増えたか?と考える視点も必要でしょう。
実験で、ヒスタミンフリー(体内でヒスタミンを作れない)のマウスを作りますと、全身にガンが出来てしまいます。
ヒスタミンは、体の細胞が、ガンになるのを防いでくれていると考えられます。