XPM2F アップグレード編

アップグレードというとおこがましい。
相性の良さげな組み合わせを紹介するだけですが、もう廃盤のアンプでもあります。
しかしあんまり素晴らしいので、ちょっとだけでも…。

XPM2Fは,唯一無二の1bitデジタルアンプという形式で、サンプリング周波数が24.5MHzで非常にハイスピードなアンプですが、世にいう通常アンプに比べると幾分非力です。

8Ωでは出力が11ワット、重量は6㎏ほど、これは電源部の大きさ故でしょう、このためやや重たいなど、いわゆる鳴らしにくいと言われるスピーカー のドライブには注意する必要があります。
スピーカーの能率によっては、稀にピアノの強力な連弾などに息つきを感じることが有りますので、選ぶべきは相性の良いスピーカーです。

…そしてバッチリなのがありました。
ま、このために購入したような、音工房Zさんの Z1000-FE108sol です。 
10cmコーンのシングル、最大入力は15W  
インピーダンスは8Ωですが、出力音圧は90dBとそれほど鳴らしにくいスペックではありません。

本来高域が得意な素養に加えて、大きめなエンクロージャーを擁するバックロードの構成は、音工房さんの念入りなチューニングと相まって、再生周波数の下は楽に30Hzに届く、高性能ユニットに仕上っています。
スペック上からも、XPM2Fと、相性は十分良好な予感です。

CD再生機にもキレだけを求めるわけではありません、ハイスピードでナチュラルな再生を特に心掛けて選択しました。     

選んだ機種は Soulnote『C-1』です。
再生は通常CDのみの、この価格ではいまどき、ある意味珍しい構成。
知る人ぞ知る”インディーズ系”のメーカーかもしれませんが、聞いた人にしかわからない、本当に院長は聞いて分かっているのか分からない(笑) でも、気に入りました!という機種です。
使いやすさは二の次?、しかし文字通り”魂”(Soul)の”音”(note)を感じるメーカーの意気込みと音質だと確信します。

ところで…”キレ”とか、”ハイスピード”を強調すると、冷たいとか、金属的、無機質という感覚を想像されるかもしれません。

それは、全くの間違いです。

CDに入っている音質をそのまま再生するため、そのためにこそ必要なキレ、スピードと考えるべきです。
したがって生々しい好録音のCDは生々しいままに、穏やかな音は穏やかなままに、ムニャムニャな録音は、ムニャムニャなままに再生されます。

色づけやごまかしは利きませんので、怖くはあります。

Z1000と相性がいい!と書いたピアノ。
ミケランジェリ『ドビュッシーの前奏曲集』はいかがでしょうか?

完璧主義者の彼は演奏会を特に大事にしていたようで、謎めいていて、録音が少ない演奏家です。
ヤマハピアノの黎明期、調律師村上輝久さんとの出会いから、ヤマハを好んで使うまでのパートナーシップの形成にいたります。

ピアノの音域は人間の可聴域をカバーしますので、非常に頼もしい音楽ソースなのですが、録音が難しいので、本当に音として”良い”ソースを探そうとなると、なかなかむずかしいのですが、お薦めの一枚です。

なんでもござれの上記のユニットの組み合わせですが、是非鳴らしてみてほしいソースが 左のCDです。

大植英次 ミネソタ管弦楽の 『コープランド作品集』 です。
金管が、高らかに鳴り響く一曲目「市民のためのファンファーレ」重厚な大太鼓と金属打楽器に金管の組み合わせが、ゴージャス、なおかつ不思議なシンプルさを持って迫ってくるのは、丁寧なオーケストラの演奏のためでしょうか?わずか出力11Wのアンプと10㎝シングルのスピーカーから驚愕の音がほとばしります。

バスドラムの特色というか、極低音で、しかも張られた皮の、ブルルンとやや緩やかに震える独特の感触をスピーカーを介して”身体”で味わえる一枚です。

個人的な情報を入れれば、XPM2Fは中古で、7万ほどで購入しました。
元値は14万くらいですが、それでもその価格でこの性能はあり得ません。
但し、真に能力を生かすには相性の良い、相当な高性能の(決して高額という意味ではない)スピーカーが必須でした。

Z1000-FE108sol このアンプを生かすために存在したようなスピーカー、購入価格は20万円+αでした。

Soulnote C-1 19万と少し奮発しました、CD再生機は選択肢が少ないのですが、いい買い物と思います。

合計45万円
これを安いと思うか、高い買い物と思うかは、一切がその方の価値観によるでしょう。

しかし、一般的なメーカー品で、このシステムに匹敵する音質を作り出そうとすれば、いったいいくらかかるのか想像がつきません。

但し、良い音楽ならば音が柔らかいとか、マイルドだとか、心にやさしいなどばかりを期待すると裏切られるかもしれません。
とにかく音楽ソフトに入っている情報を極めて忠実にありのままに再生しますので、まあそれはシステムの責任ではないでしょう(笑)

たとえば大編成の音楽を聴くと、渾然一体を表現するような再生ではありませんので、もちろん録音に大きく左右されますが、アンプ、スピーカーの特性と相まって、好みじゃないという人ははっきり居ると思います。

それでも深夜、手の届く傍らで、極小音量でジャズトリオを鳴らしても良し、昼間大音量でパイプオルガンを鳴らしてもよし、ボーカル良し…。

かてて加えてアンプは24時間つけっぱなしで、月の電気代は100円以下という、なんと省エネまで兼ね備えている優秀なシステムでした。

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