アンビューバッグ(バッグバルブマスク) (救急セット:その2)|大牟田市の耳鼻咽喉科立石医院

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アンビューバッグ(バッグバルブマスク) (救急セット:その2)

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診療所に置いておくならば、ある程度の既存のセットが、適当ではないかと思います。

通常の救急セットという内容であれば、図のような組み合わせを考えるところです。

●バッグバルブマスク(アンビューバッグ)セット
○手袋
○吸引チューブ
○挿管チューブ
○喉頭鏡、ブレード
○テープ、スタイレット、バイトブロック、ゼリー
○アドレナリン
※「●」以外の「〇」は当院で追加したものです。

誰か倒れた⇒吐いた⇒呼吸止まった⇒(CPR)⇒気道確保した⇒挿管した⇒(昇圧剤使った)

めちゃくちゃ大まかな流れです。上記のセットも、必要最小限に達していないと、おしかりを受けるかもしれません。

”急変”の流れの中で必要なモノは果てしないのですが、残念ながら”その瞬間に”診療所で必要なものをすべて配置するのは至難の業と思います。

使い慣れたものを、できるだけ必要最小限、セッティングすることが大事と思います。

…オマケ

「アンビューバッグ」というのは、われわれ医療者にとっては、当たり前の呼称ですが、正式?には独;AMBU(アンブ)社の商品名です。
一般名はバッグバルブマスクといいます。

…でも、急変の現場で、「バッグバルブマスク持ってこーい!」と叫ぶ医者とどっちが多いのでしょうか?

ちなみに上記の当院のセットは、AMBU社ではなくて、Laerdal(レールダル)社製です。
個人的な意見ですが、選択の理由は非常に押しやすく、手になじむ、マスクとバッグだからです。

”急変時に押しやすさとか、どげんでん良かろうモン!”と思われますが、結構大事な情報が分かるんですよねこれが…という話は続く?

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