珍しいもの
院長の時々日記
10月10日は”特異日”で快晴の日が多いから、東京オリンピック(1964年)の開催日に選ばれて”体育の日”に制定されて云々……。
という薀蓄は遠い昔のことのように、もはや「体育の日」の確定日ですらなくなってしまいましたが、今年の”体育の日”は一応10日!院長の”居るところ”は良い天気だったようです。
小豆島では毎年10月10日がオリーブの新漬けの”解禁日”と決まっているようです。
穏やかな瀬戸内海に囲まれた、かの島の特に南側は街中にもたくさんのオリーブの木が植えられておりそのほとんどに枝がしなるほど、実がたわわに実っております。
この季節になると、濃い赤色に熟したものをさぞおいしいだろうと、こっそりちぎってかじって、渋さ不味さに悶絶しているのは院長のような観光客だけらしいです。
緑のオリーブの実は同じく渋みが強いらしく、おいしく食べるには苛性ソーダのような強力なアルカリの渋抜きをつかうなどそこそこ強烈な処置が必要のようです。
映画で、俳優さんがカクテルを飲み干した後に、楊枝のオリーブを頬張るシーン位しか思いつきませんが、どこかで新漬けはカリカリして美味しい、ということを耳にして勇んで購入しましたが、カリカリはンー?
季節のものではありますので、ワインを飲む方にタッチ交代して、下戸の院長は季節だけを楽しむことにいたします