「いち月」は行く…
院長の時々日記
写真は梅ではなく沖縄の緋寒桜(寒緋桜)です。
八重岳のサクラ祭りは21日からで、日本一早いがウリ。
色が赤くて、うつむき加減の花は、ソメイヨシノのようにすぐには散らずに、もう少し長く咲き続けます。
緋寒桜は寒さに会った後から順に開花してゆくので、山なら高い所から低い方に、そして桜前線は北上ではなく南下する傾向のようです。
数年前、えらく元気のない名護の緋寒桜を見て心を痛めた記憶がありますが、今年のサクラはどうでしょうか?写真で見る限り”復活”しているようではあるのですが。
そうそう、院長の好きな沖縄のみかん「タンカン」も今年は出来がいいのか、甘くて美味しく、お世話になった沖縄の先生からたくさん頂戴しました。有難うございます。
…ところで
海洋博記念公園のほんの少し先に、備瀬のフクギ並木があります。
フクギの並木で仕切られるように縦横の道が、小径が海沿いの集落に。
昔沖縄に住んでいた時に、確かに一度来たことが有るようなのですが、こんなに素敵な場所だったかな?と歩きながら思ってしまいました。
空を覆う本当に濃いフクギの緑、足に心地よい砂の小径を歩いてゆくと、何とも言えない静けさと、時に風の音、水牛の引く牛車がゆっくりと前を横切り、ところどころに木立を透かして遠く見える海から潮騒が聞こえて来るような…、不思議な感覚に包まれます。
皆様、機会ありましたら是非どうぞ、寄ってみてください。