療養ホテル、6か所
院長の時々日記
福岡県下の新型コロナ関連の療養ホテルが6か所になります。
多少頭打ちの傾向もみられる福岡県下の新型コロナ感染症患者数ですが、まだ高止まっている状態。
県も療養ホテルを増やしているのですが、調達の際の近隣からの反対などもあり、一筋縄ではいかないようです。
福岡市、久留米市の療養ホテルは交通至便な場所、対して北九州は少し郊外に調達しているのは行政の判断が異なるからでしょうか。
ホテルはあくまで”療養所”として、収容する(入院ではない)のは中等症以下の感染者でも、医療機関では無い、という位置づけ。
しかし、当然ですが、収容者は全員が新型コロナウイルスの感染者です。
対して、ホテルに詰めている収容者のお世話をする、多数のスタッフのほとんどが医療関係者ではありません。
詰めている間は、そのスタッフはある意味ホテル内で寝食を共にするわけですが、これまでスタッフや関係者に感染したことは有りません。
医療用の建物等でなくとも、ゾーニングや感染に配慮した配置を行えば大丈夫、であるということの証明です。
日本に感染者が出て一年経ちますが、だいぶ一般の方々に理解が進んだのではないか思う面と、なかなか心情面での対応が難しいなと言う面とが更にはっきりしてきているようです。