今年のインフルは?
院長の時々日記
今年はインフルエンザが流行るのではないかと、特に最近ニュースや医療関係者の間で言われています。
理由は、今年南半球でインフルが多いから、ということのようですが、おそらく元ネタは東京都安全研究所の発表した左のグラフではないでしょうか。
確かに、オーストラリアでは赤線の今年、2022年は6月という早い時期に相当急激なカーブでの患者数の上昇を見ています。
但し、よく見ますとこのグラフは、その6月時点で情報が止まっており、直近9月現在までのデータが有りません。
…で、その後8月までですが、データのオリジナルは下図の状況のようです。
院長は感染症や、統計の知識が乏しいので、この表だけを見て、今年がオーストラリアで、本当に例年よりもインフルエンザが流行ったのかそうでなかったのかは分かりません。
確かに定点観測では日本国内のインフルエンザは現在、例年に比べて、すでにやや多い患者数で推移しています。
来るべき、新型コロナの”8波”に備えて、10月から始まるインフルエンザの予防接種は、新型コロナの新しいオミクロン対応ワクチンと同時接種も可能だと政府が発表したのは、久しぶりのインフルの流行を念頭に置いた意思表明で間違いないでしょうが、はてさて…。