オクト釣行
院長の時々日記
今月ナント三回目の釣行です。
今回の船は津屋崎漁港の遊漁船『オクトパス』で、久しぶりの乗船でした。
院長が主に出かける玄界灘は結構波が高いので有名な場所でもあるので、何度も予約してようやく一回出船できるか?などという事が多いのですが、出船率だけでもよほど神様が微笑んで下さったのでしょう。
畏れ多い事です。
そのうえあろうことか、今回も釣果に恵まれて、いきなりブリが釣れました。
気温はまだ10度を切るか切らないかですが、すでに立派な寒ブリで、脂のノリも十分なものでした。
ベイトはイカで、かなり大きめのものを捕食しているようです。
加えて5キロ以上のヤズ、ブリを6匹と何年かに一度の近所におすそ分けをする”栄誉”に二週連続で預かりました。
貰う方は押し売りでしょうか、スミマセン。
ジギングは100mラインをドテラで流すのですが、凪に加えてまったくと言っていいほど潮が行っていない状況でした。
船の反対側から放り込んでも、130gのジグで何度も底が取れます。
これで食ってくるので不思議でしたが、ジグをシャクり過ぎると簡単にラインがティップにからんでしまうので、慎重にジグをはじかないように、しかし良く動くようにと細心の注意でロッドを操作したのが功を奏したようです。
特に前回から使い始めた、ブルーヘブンL50Pw、と愛用のベイトロッド5104改の相性がとても良いようです。
魚食いの子供たちが、珍しく全員そろっている現在の我が家に合わせて、神様がお目こぼしを下さっているとしか思われない昨今。
なにをお返しすればよいのでしょう?
たまにはこんなこともあるものだと、感謝しながら、あまりの恵みの多さにビビっている院長でした。
…で、ブリッ!
最大魚は家に帰って実測で13キロ以上ありました。
体長は1mそこそこですが、堂々たる体躯です。
魚体もさることながら、内臓に巻きつくような脂のノリがすごく、寒ブリの目標の一つ、文字通り”メタボ”ブリでした。
我が家では頭を含めたアラ煮が恒例ですが、釣り人の特権で内臓は苦玉以外は全部放りこんでいただきます。
鍋には数センチの厚さで脂が浮かびましたが、醤油と酒とみりんのシンプルな味付けに新鮮な獲物は青物でも臭みはなく、直に跡形もなくなります。