飯塚『麻生大浦荘』
院長の時々日記
23日から1週間、飯塚の大浦荘が一般公開されます。
麻生家の往時の隆盛をしのばせるに十分な立派さですね。
通の方は庭を特に称賛されるようで、ガーデンパーティーのために整えられたような芝でハイヒール禁止!
山に囲まれて、素晴らしく閑静で贅沢な環境。
廊下も長くて木材はすべて柾目で、調度品、隅々の加工や細工まで、大正初期の建物としては、当時贅を尽くしたモノとされたようです。
極め付け?の庭に面した居間は、現代でもあまり御目にかかれないような長ーいガラスの窓の続いた、思わず開け放ってしまいたくなるような解放感と広さです。
木の桟に入ったガラスはレトロな感じの少し波打ったような、あまり丈夫でなさそうな、良い感じの窓ガラスでした。
天井がとても高くてデザインに古めかしさが無い、整えられた庭と芝生を見渡す感覚は、特に当時は何とも言えないものが有ったでしょう。
帰りは大きく回って、築城基地のそば、メタセコイアの森がある「メタセの杜」に寄りました。
男の子の院長はいつか築城基地の開放日に来てみたいと思いますが、なかなか日程が…。
…オマケ
最初はSNSで有名になった、九大の森のラクウショウも見に寄ったのですが、農閑期の現在、池の水は大きく減水しており木の根っこが露出してましたので、今回の写真は入り口だけ、という所でご了承ください。
現在はここにバスが止まって乗り降りができますが、観光客の増加でご多分に漏れず色々とトラブルが増えているようですね。
人のことは言えませんが皆さん周囲には配慮しましょう。