河津桜の原木
院長の時々日記
最近売り出しの?河津桜です。
九州ではまだ少ないのでしょう、院長は福岡では数年前に北九州の植物園で見たのが初めてでした。
寒い時期に咲く桜は、ヒカンザクラなど「寒桜」が有りますが、ややうつむき加減に咲くその花は地域によっては重宝されるようですが、これまたあまりポピュラーではないかもしれません。
昨年大分で見る機会が有った河津桜ですが、発見されてまだ60年ほどの、とても歴史の浅い桜だそうです。
…なので、樹齢推定60年の”原木”が残ってるんですね、”親木”と言ってもいいのでしょうか。
挿し木で増えた日本全国の河津桜は、皆全て、このたった一本の木からスタートしたのですね。
院長が見たときはまだ一分咲き、樹木医さんの話ではおそらく70年位と予想される寿命らしいですが、ソメイヨシノに比べて結構樹勢が強いような印象で少しでも長く皆を楽しませてほしいものだと思いました。