神々の国|大牟田市の耳鼻咽喉科立石医院

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院長の時々日記

神々の国

院長の時々日記

連休を利用し、島根方面へ、飛行機の窓からの景色。
37人乗りなので右には尾翼が写ってます。

降り立った島根縁結び空港。
荷物受取口には、神話のオブジェと天井には色とりどりの雲。

地方空港は色々と厳しいでしょうが特色を出してコンパクトさの中に工夫が楽しいです。

 

 

最初に向かうのは空港から車で一時間プラスの石見銀山です。
世界遺産ですが、院長は予備知識ゼロで、とにかく行ってみよう!でした。

世界遺産センターに車を置いて後の移動は、バス、に徒歩と貸し自転車。

”間歩”と呼ばれる坑道の気温は、11度、坑口から冷気が。
二キロを歩いた体には心地よかったですが、湿度も高く眼鏡が曇ること。
鉱山の形成上、鉱脈が細くて、ちょっと見ただけでも当時の過酷さがうかがえます。

宍道湖の夕日。
既に宿に着いた時点で、結構微妙な時間帯。
そうでなくても今日は石見銀山で、相当な距離を徒歩で移動。

えい、ままよ!と宿を出発したはよいが、絶好の夕景のスポット、嫁が島バス停付近は丁度対岸に位置して駐車場も無さそう。
仕方ない歩け歩け!
なかなか目に出来ない嫁が島の向こう側に沈む夕日を追いかけて…。

間に合うはず!と急ぐも時間はますます微妙に、最後はほとんど競歩か駆け足か…。脚ガクガクで、到着と日没とほぼ同時、ヤッタ!…しかし院長の命も尽きそう…。

甲斐あって、なかなか見れない良景を目に出来ました。

翌日は足を延ばして、鳥取県三徳山三佛寺の投入堂(国宝)へ。

修行の山のここは入山する前に色々とチェックあり。
入山の時間、住所氏名を記入して気を引き締めます。
それなりの足回りの支度が必要で、一人入山は禁止、輪袈裟を着用する必要が有ります。
道は険しく、毎年滑落や転落して命を落とす方も居られます。

写真は木登りを楽しんでいるわけではなく、これが参詣の道、すなはち”参道”です。
ロープがかかっていますが、”行”の道なのです。

蔦や蔓の根につかまりながら這うように登ってゆく場所が数多く有りますが、自然の樹木のたくましさにも感動します。

恐らく人がかけたロープや、手すりなら直に擦り切れてしまうような場所も、古から営々と樹木が支え、見守ってきたとしか思えないような、自然の造形と道なき道が一体化しているようです。

鎖なしには到底あり得ない行き道、行の道なのに、一般によく解放してくれたものだと。

絶景どころでない場所に文殊堂と地蔵堂があります。
自由に上がることが出来ますが、高所恐怖症の方はやめておいた方がいいかも。

クラっとなったらおしまい。

周りにめぐらされた縁は幅60cmしかなく先端が微妙に下がっていて、手摺のようなものは一切ありません、自己責任も良い所です。

でも先端に腰掛けた景色は言葉で表せないものがあります。

やっとたどり着いた、投入堂の近景。

入山口の遥拝所からはるかに遠景を望むことが出来ますが、一時間以上をかけてたどり着いて、間近から仰ぎ見る景色はまた格別ですね。

…でこれから、また同じ道を降りてゆきますが、事故は圧倒的に下山時が多いらしいので、気を引き締めましょう。

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