押し込んでしまった「耳垢」
耳より情報耳掃除・みみあか
人間は、手が器用なので、ついつい自分たちで耳掃除をしてしまいます。
どうしてもというときには、赤ちゃん綿棒、ベビー綿棒がお勧めです。
先端の形は不十分ですが(上図の左端)、先が”比較的”細く、軸が弱く作ってあり、力を入れると折れてくれますので、外耳道をキズつけ難いです。
ただし、真ん中4本の病院で使う綿棒とは、形も大きさも違いますからご用心。
”耳垢が詰まりました”の多くに耳掃除が原因で、奥に押し込んでしまった、というものがあります。
ある程度奥に入ってしまった耳垢は、自然には出てきませんので、耳鼻科医に相談しましょう。
上記のような道具を使用することや、耳垢を、柔らかくする薬品、洗浄、などいくつかのノウハウ(企業秘密?)で耳垢を除去します。
日本人の耳垢は乾いたタイプが多いのですが、湿ったタイプの方も二割ほどいます。
これは遺伝が大きく関係しており、親から子に引き継がれるものです。
耳垢のたまり方は人それぞれですので、その方に合わせた取り方が必要な場合もあるのです。
ウーン、耳がどうかなったかな?というときは気軽に耳鼻科にご相談ください。