新しいインフルエンザ検査機
お知らせ耳より情報院長の時々日記
通常はスティックで反応させ、結果が赤いラインや青いラインで出ますので、”+”や”-”と肉眼で判定しますが、人の目では時に判別が付かない微妙な反応が出るときが有ります。
写真の検査器は結果を、特殊な試薬で蛍光反応を起こさせ、機械で読み取るため感度が鋭敏なのは勿論の事、結果が厳密に出ます。
かなり量の少ないウイルスでも反応を”強化”して判読するため誤判定が少なく陽性の判断が迅速、かつ確実に行えます。
患者さんの負担金額は従来通りですので申し添えます。
短所?は一回の検査キットがほんの少し従来のモノより高価なので病院経営にはマイナスな事でしょうか(笑)
…それと、機械のシステム上、読み取りの判定を反応開始後3分、5分、8分、10分、そして最終は15分後の計5回行いますので、ウイルスが居ない、すなはちインフルエンザでは無いと判断されるにはトータル15分の検査時間を要します。
陽性と判断されるときには本当にあっという間に”+”の表示が出ますが、なんでもそうですね、居ない、と言うことを証明するには時間がかかるものですから…。