すぎやまこういちさん死去
オーディオ・音楽関係院長の時々日記
ただの感傷で書いているのでゴメンナサイ!
ドラクエファンには申し訳ないが、とうに還暦過ぎの院長には”すぎやまこういち”と言えば”学生街の喫茶店”(1972年)である。
ほぼ50年前、高校時代に、いたく感動した経験がある。音楽楽曲的な嗜好は、あの頃からあまり変わっていないようだ。比較的重心の低い、シンプルな曲調にも拘わらず、休み時間にギターで合唱する生徒までいて、不思議な熱を帯びた曲と感じていた。
フォークソンググループとしては珍しく紅白にも出場、間奏のイングリッシュホルンの独奏までカットされる事なく放送されたのが嬉しかった。その後何年かして高校音楽の教科書にも採用されている。
元々はレコードのB面(この書き方が時代がかっている!)の曲が大ヒットしたわけであるが、この予期せぬヒットをきっかけにグループ内での音楽への意見が多様化してグループが不安定となったのは、よくある運命の皮肉だが、もちろん曲に罪はない。
GAROのグループのうち存命がボーカル一名と言うのも時代がかるが、しばらくこの曲を耳にする機会が増えるかもしれない。
合掌