Z800復活!…経年変化?|大牟田市の耳鼻咽喉科立石医院

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オーディオ・音楽関係

Z800復活!…経年変化?

オーディオ・音楽関係

院長のスピーカーでメインのものは音工房ZさんのZ800ーFW168HRというキット品です。
早いもので、平成26年に購入しましたので8年が経過しました。

最近少し音に昔のようなキレを感じにくくなってきていましたが、同じ音工房さんのLivornoや他メーカーのスピーカーを聴いていて、やはりスピーカーも進化して音も違ってくるのだな、と思っていたら、どうもそれだけではなかったようです…。

音工房Zの大山さんからアドバイスをもらって、Z800のネットワークの更新を考えました。
DIY出来るのは、キット品の利点ですが、音工房Zさんの手厚いフォローアップが有難い!

平成26年当時のコンデンサーは写真左のFostex製。
現行機は、おそらく写真右奥のSolen製のモノが採用されているのではないでしょうか。

付け焼刃で勉強して、ネット公開の2Wayスピーカーの計算式を使ってコイルとコンデンサーの数値は出せても、出てくる音まではわかりません。
最初は定数全体の変更までを考えましたが、まずはリフレッシュだろうと容量はそのままに。

Amazonやコイズミ無線でも、キッチリ希望のコンデンサーを見つけだすのは結構手間です。
今度もやっと見つけたと思ったら、なんと音工房Zさんが販売しているモノでした。

色々考えて、自分で結論を出したようでも、結局音工房Zさんの掌の平で踊っているだけのようです(笑)

カルマンオラー(Piano)ミニシュルツ(Bass)
”Sketchs Fom Bach Cello Suites”
ピアノとベースの無伴奏チェロ組曲、ミニシュルツの素朴なアルコが沁みます。

ネットワークの更新は、ウーファーを外して、基盤を外して配線の関係でアッテネータまで外して…と、素人には少し大変ですが、まずは違いを聴くため、ツイーターのコンデンサーだけ、同容量の新しいものに替えます。

結果は聴いてビックリ!全然違う!!

院長は年寄りのボケ耳ですが、毎日5~6時間は鳴らしっぱなしの使用状況なので、さすがに違いは分かりました(笑)

高域の切れ味、明瞭さ、コンデンサーの容量を変えなくて良かった!と思える程クリアな音になりました。
…が、今度は逆に中域の音が引っ込んで聞こえるようになってしまいました。

周知のようにウーファーの音の領域はコイルの導線の太さも大事と聞きます…。
とは言え、今回は純正と同じキャパのコンデンサーの交換だけに留めました。

…で、もう一度ウーファー、アッテネータを取り外して、基盤を引っ張り出して…
院長は、似た作業で、新品のスピーカーのエッジを損傷させた前科持ちですので、特に重いウーファーではトラウマな怖い作業ですが、良い音の為です。

門光子
”風の記憶”
器材、録音の環境
にこだわった、ピアノソロ
ベストチューンのFAZIOLIの音が聞けます。

またまた、全然変わった!わかってはいたけど、やはり古いネットワーク交換考えるなら絶対にツイーター、ウーファー両方共手を入れるべき!(…当たり前デス)

逆に、8年でここまで変化するのかとも驚きました。

あまりの音の変化にZ800単独では、少し中高域がきついのではないかと感じられるほどでしたが、院長はZ505 TrentoというZ800専用設計のウーファーを追加導入していますので、つながり良好の感動間違いなしの音が復活しました。

特筆すべきは、Z800とZ505の重量級コンビにもかかわらず、小音量でも以前のようにとても自然で心地よいバランスで聴けるようにまで復活したことです。
院長の狭い視聴環境で、スピーカーに手が届きそうな、極至近距離の小音量再生でも全く問題ありません。

ゆっくりと、いつのまにかバランスが狂っていたことに、気づけていなかったようです。

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