今村天主堂
院長の時々日記
機会が有って太刀洗の今村天主堂(今村教会堂)の見学に行きました。
2015年に国の重要文化財に指定されていて、赤レンガの建物としては西の横綱ともいわれる、鉄川与助の代表作です。
現在は10年がかりの修復作業中で、内部の見学ができませんが、世界遺産の五島の教会群を多く手掛けた製作者の代表作と言うだけあって、想像以上の存在感と迫力でした。
煉瓦塀の真ん中から左側が古い当時のままの塀。
仕切りから右側が追加で作られた塀だそうです。
色、クオリティー、仕上げから比較にならない。
従って右半分は重文に非ず、らしい。
天主堂の木製の横板は船大工の技術で、煉瓦は特別製、修復後の赤レンガのクオリティーの違いからも、当時いかに気合い入れて作られたかに気づかされます。
なるほど重文に相当するはず!と言うお話を、熱心に天主堂の絵をかいておられたお写真の紳士から、お伺い出来ました。
思いがけない歴史探訪に感謝々々です。名前をお伺い出来ず失礼しました。
良い絵と良い句が仕上がりますように!