仁田峠の紅葉・2022
院長の時々日記
雲仙、仁田峠の紅葉がキレイということで、日帰りで出かけました。
例年半端なく混んで、渋滞する場所です。
今年は混雑緩和の実証実験で、仁田峠循環道路の下にある、雲仙BASEに車を止めて、シャトルバスでロープウェイ駅に送迎する(所要時間20分)方式を利用してみました。
先ずは6:00のフェリーで長洲を出港。
多比良港から30分程の雲仙BASEは、2020年に閉校になった、雲仙小中学校の跡地です。
30分おきにバスが出発、目指すところが違うからでしょう、皆さんしっかりした登山の装備の方ばかりで、自分等のような軽装者は少ないです。
(軽装なのは目的が違うだけで、決して山を舐めているわけではないですよ、念のための言い訳です(笑))
峠の循環道のゲートが開く8時に合わせて7時40分に出発です。
今回はロープウェイの横の登山道を山頂駅までを徒歩で登ってみる予定です。
朝8時だとさすがにロープウェイ前駐車場はまだ少ないですね。
因みに雲仙BASEに車を停めてシャトルバスを使用するのに協力金一台300円。
眼下の駐車場を使用する場合はロープウェイ代込み、3000円で、一時間毎の台数制限でチケットを事前に予約購入することになり当日購入も可。
登山者用は、更にもう一つ方法が有るらしいので、詳細はHPでご確認を。
ロープウェイ脇の道から、こんな景色を見ながら、息を切らせて上ってゆくことになります。
かなり傾斜がきついので、足弱の院長は好天、青空、紅葉を楽しみながら、ロープウェイなら3分のところを、1時間くらいかけて登ります。
仁田峠の紅葉は山全体というより、比較的限局しています。
なかでも写真の傾斜面のポイントは、最も紅葉が映える、きれいな場所の一つだと思います。
ロープウェイでは一瞬で通り過ぎる窓越しの景色ですので歩いてゆっくりと眺めるのはいかがでしょうか?
※紅葉を画像編集でモリモリに”盛った”写真が多いですが、掲載の写真は逆光処理以外、手を加えていないので実際目にする色に近いです。今年の仁田峠の紅葉は昨年に比べて、赤の彩度が高く特にキレイでした。(写真クリックで拡大)
(ちなみに左の写真はサイバーショット、上の写真はEOSで、色再現性一つとってもカメラメーカーのコンセプトの違いが分かる感じです)
写真で分かるように現在では普賢岳よりも、奥のドームの方がかなり高い状態になっています。
肉眼では普賢岳の中腹の紅葉も素晴らしくきれいなのですが、なぜか写真にとると、色がいま一つ、いや今二つ冴えないのですよね…。
ロープウェイ山頂駅のある妙見岳から普賢岳まで30分程度で行けるらしいですが、今回は予定通り、ここまでとします。
でもいつかちゃんと装備して行ってみたい所です。
足首、膝、その他に気を付けながら、下る途中に見た駐車場(10時頃)。満杯でゲートで台数制限を受けて登ってくる状況のようです。
今回の行程としては、大牟田から長洲港まで車で20分→有明フェリー45分乗船→多比良港から仁田峠駐車場まで約30分。妙見岳下山後同じ行程を折り返し。中途で夕食の買い物しても日が残っているうちに帰着。
なかなか大牟田はいい位置にありますね。