雲仙の霧氷
院長の時々日記
日本で最初に国立公園に指定された雲仙は対岸の大牟田から有明海を挟んだ場所に位置します。
普賢岳の噴火の際には火砕流が見えた距離です。
標高は千数百メートルですが、冬季は霧氷の名所となります。
今週は様々な条件がそろって素晴らしい霧氷を見ることが出来ました。
フェリーを使って二時間ほどでこの別世界にたどり着くことが出来ます。
写真は妙見岳から、素晴らしい霧氷越しに普賢岳、平成新山を望む眺望、左手海の向こうはわが町大牟田方面です。
ロープウェイでも上がれる妙見岳の頂上から少し分け入るとご覧のような、完全な別世界が広がります。
びびりな院長は軽アイゼンを装備しましたが、新しい雪なので通常の靴で踏み入る人もいるくらいです。
寒波で積雪もあり、とても九州とは思えない真っ白な世界です。
気温は氷点下3度くらいでこの日はほぼ無風でしたが、午後から気温が上がりそうで、積雪と霧氷は程なく消えてしまうのではないかという予報でした。
氷の重みで木がしなり。至る所に霧氷のトンネルが出来ています。