Z505-Trento (改)の(改)…|大牟田市の耳鼻咽喉科立石医院

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オーディオ・音楽関係

Z505-Trento (改)の(改)…

オーディオ・音楽関係

有難い事に、音工房Zさんから、期間限定(2025年8月17日まで?)のようですがスキャンスピークのユニット購入者へZ505-Trentoの改良が提案されました。

自己責任…だけではなく、勿論購入後もアドバイス含めての音工房さんのフォローが期待できます。
具体的には、以前ブログに挙げた、スキャンスピークのユニットへのコイルやコンデンサーの定数変更、併せてZ800のチューニングの提案が受けられる事等でしょうか。

残念なことに、既にZ800-FW168HRとZ505-Trentoは販売終了がアナウンスされています。
じゃあ、なんで今更ブログに…といえば、院長がZ800が好きだからです(笑)
今回、現役ユーザー(少なくとも私)の視聴環境として、現況ほぼ理想と思えるチューニングの提案がなされました。
求めよさらば与えられん…、願いが天に通じた気持ち、有り難い事です…。

加えて、今回は加工されたバフルの供給が付随しています。

院長は、スキャンスピークのユニットは旧Trentoのバフル前面に直接ねじ止めをしていました

不思議な位ぴったり収まる絶妙感でもありましたが、実際はこんな感じで、多少出ベソな感じ…
…大丈夫っちゃ、大丈夫?

 

 

今回入手可能な、スキャンスピークのユニットが収まるよう、加工が施されたバフル

 

 

 

左の段差が、右のようにスッキリします
音は外観に左右される(可能性が有る…)と言いますので、見た目は大事かも。

その他は、前述のようにTrentoのコイル、コンデンサーの定数変更、希望者にはZ800のコンデンサーの見直しまでのサポートが準備されているようですので、至れり尽くせりです。

Z800 -FW168HR との組み合わせで、シンプルかつ最強なシステムの完成です

院長はユニットは購入、装着済みでしたが、注意というか、数字上(?)ためらう点としては、スキャンスピークユニットのペアで15万以上!という高価格
但し、音工房さんでの販売は、ユニットにネットワーク込みで17万(バフル付き)程度だったような気が…
商売、やり間違えてないか?(笑)と心配しますが、まあユーザーには有り難いことです。

それにしても、Trentoが手元にあり、ご興味の有るユーザーには、是非一度は聴いて欲しいチューニング。

 

 

ベルリンフィル12人のチェリストたち
「リベルタンゴ&ブエノスアイレス午前零時~タンゴ・アルバム」

チェロは男声に近く”語りかける楽器”と言われますが、ヴァイオリンの高域から、迫力の低音まで表現可能な楽器でもあります。

そんな楽器の名手が12人集まって、さあどんな演奏になるのでしょうか?

 

 

 

 

ジャクリーヌ・デュプレ、ダニエルバレンボイム指揮(1970年)
「エルガーチェロ協奏曲他」

夭逝のチェリスト、デュプレと夫君バレンボイムの合作

デュプレはもう一枚、1965年にバルビローニの指揮で同じ協奏曲を出していますが、どちらもオーケストラとの息の合い方など、録音は少し古くとも色んな意味でジンと来ます。

そのエスプリが再生可能か?

 

Z505Trento(改)の(改)+Z800-FW168HRの大きさに似つかわしくない、細やかな再生。

特に気に入っているのは、小音量から大音量までバランスが破綻しない、懐深い再現音です。

ピアニッシモからフォルテシモ、情緒から迫力まで、院長のささやかな視聴環境で幅広い再生が緻密に楽しめる得難いシステムです。

※追記:8月12日
8月9日付の音工房さんのメルマガで当方の、この欄の紹介が有りました
当方は音工房さんの回し者では無い(笑)ので、Z505-Trentoオリジナルの音、スキャンスピーク装着時の音の傾向を、音工房さん自身がどのように評価していたかを余り把握していませんでした。

恥ずかしながら院長の視聴環境、能力(聴力)ではメルマガの、安達主幹の熱いTrentoの音の解説の半分も聴きとることが叶いません(申し訳無い…)

賛同できる、というか思い当たることは、オリジナルTrentoの音が極めて素直でストレートな再生音と感じていたという点。
…に対して、スキャンスピークは、深みというか聴くと”身体の何かが喜ぶ”楽しい?嬉しい?感覚が増したと感じていたという点です。

期せずして紹介の音源も、ユニット径増大に伴うコケおどし的な低音増加を誇示するモノでは無く、繊細な演奏の機微やバランスを楽しんでくれ!という音源だったのは偶然やたまたまではないと信じたいものです。

単純には、径が大きいほど低音は出るでしょうが、単にデカいだけでは、鈍重になるハズ。
大きくて、且つ繊細という、背反するしかし理想の特性を併せ持ち、音楽性を云々できる様になったからこそ”改”の意味があるというものでしょう

…でもう一枚
低音の”質”を見る(聴く)のに良いかな?

Jacques Loussierトリオ
「プレイズ ドビュッシー」

ピアノトリオのドビュッシーのジャズアレンジ

繊細なピアノにベースが過剰に響きそうになる一歩手前での凌ぎ合い。
アコースティックで繊細な演奏を、Z800とTrento+スキャンスピークが、どんなバランスで再生するでしょう

クラシックは多くの方が耳に馴染み練り上げられた素材だけに、”聴かせる”には料理が難しい側面があると思います

この一品はいかがでしょうか?

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