ネットでの医薬品販売解禁|大牟田市の耳鼻咽喉科立石医院

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院長の時々日記

ネットでの医薬品販売解禁

院長の時々日記

インターネットでの、医薬品の販売が、解禁されました。
※厚労省のHPより抜粋

上記の内容が、公式には全てとなりますが…。

もちろんこれまでも販売はありましたし、全面解禁ではありませんので尚更どんな薬が?どのように?と言われると、ン~。
何かコメントしようと、短くまとめる自信がありませんが…。

市場に出て、(原則3年未満の)比較的新しい薬と、副作用が心配と思われる薬以外……の薬  

は販売が認められました。少しざっくり過ぎでしょうか?

「売りたい業者」と「抑えたい行政」の妥協の結果なので、内容がいびつだなー?と院長も思うのですが…

比較的新しい薬も、年数が経てば販売されるようになるはず、です。

販売と行政が思っているかどうか、強調したいのは、自己責任という言葉と思います。

ネットでは(この薬は飲まなくても)いいんじゃないですか?(あなたの症状には違うと思うので)こっちの薬はどうですか?…というアドバイザーがいませんね…

もちろん、副作用が出ても、添付文書ですでに通告、表示があれば、責任は購入者側にも求められるし、偽物(結構これは心配…)でも、それを買ってしまった側の落ち度も考慮されます。
この個々人で、すなわち自分のことは自分で管理するという行為は、結構日本人は苦手な分野のように思います。

欧米では、医療は「契約」によってなされるので、基本添え書き(契約書)にある内容以外の事象は、消費者の責任です。
日本でも、もちろん契約なのですが、日本人は一見”大げさな”「契約」という言葉の響きが苦手で、物事の多くは多分に情緒的な内容で進行する傾向にあるように思えます。

日本人は病院にかかって、薬をもらうのが、とても好きな国民である、と言われる一方、医療機関から処方された薬を(自己判断をして)飲まないランキングでは、世界有数に悪い点数で、お隣の中国といい勝負の国民です。

繊細で、緻密なようで、そう見えて、結構いい加減な国民だからな…と、自分と照らして、少し納得な?院長でした。

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