ドングりと椎の実
院長の時々日記
ドングリが近所でもたくさんなっています。
…実は院長の庭先でもなってます。
林の中で、ドングリを見かけると、きっと食べられるのも有るんだろうな、と思いながら、ハズレは渋いのでいつも躊躇します。
上は、コナラ、コマ作ったりして遊びますが食べれません。
下は、スダジイで、一番渋みの少ない美味しい代表”椎の実”です。
縁日で買ってもらったり、境内で拾って、炒って食べた懐かしい秋の味覚です。
ドングリとはブナ科の植物の”果実”の総称で、”タネ・種子”ではない。…という分かるような、わからないような定義が有ります。
そういう意味で広く言えば、クリの実もドングリに分類されるわけですね。
葉っぱの形で見分けたり、食用になりやすい椎の木は常緑樹であること、実のつき方などからの見分けはつきやすいのですが、タネの形状だけで、食用か否かを完全に見分けるのは時に難しいです。
椎の実も全く渋くないモノから、少し渋みを感じるモノまで有ります。
先が尖りがちの方が、渋みが少なく、(シイの特徴)丸っこい方は、渋みが強い事が多いのです(カシなどの特徴)が、それも一定の傾向であって、樹木の状態(栄養、日光等)で、実の形は若干変化しますので、言葉だけでは表現できません…。
まあ、毒はないから、食べてみて、シブかったら止めとけば?
…んって、また、結局そんな無責任オチ?!
…で、食べ方
有れば、ギンナン煎り器(ゴマ煎り)で、遠火でカラカラと煎ってやり、ポンポンと”爆(は)ぜた”ところで召し上がりです。
煎り器がないときは、封筒に入れて、電子レンジです。数十秒でポンポンと爆ぜます。
折り曲げるのを忘れないようにしないと、文字通り爆発して飛び散ります。
チョットしたコツは、いきなり一気に爆ぜさせるより、10~20秒くらい加熱して、封筒を振り混ぜる、ようなことを二回繰り返します。
こうすることで、圧力がかかった状態で、ゆっくり加熱され、モチモチ感が増します。
全部爆ぜさせるか、途中で止めて後は剥くのを楽しむか…これも味わいすね。
ギンナンも一緒ですね、お試しあれ。