2017年10月 世の流れ…
耳より情報
上の記事はまだ 2014年のものですが、世のテクノロジーの発展のながれというのは思った以上に早いようです。
グリーンライトレーザー導入が大牟田市内でどこよりも(公的病院よりも)積極的な学会発表など、様々な面で積極的な泌尿器科の診療を行っている某医院(飯田泌尿器科さん)ですが、新型のレーザー治療器のデモが有っていました。
CVP 接触式蒸散法による、前立腺切除術です。
使用するのはダイオードレーザーで、ファイバーもおどろおどろしく光らず、高出力なだけあって見るからに蒸散面がきれいで、スパッと切れた!的な仕上がりです。
まだ日本に数台しか入っていない機材らしく、当日はわざわざ大分からデモのため、インストラクターで活躍されていた先生がお見えになっていました。
なぜ効果的なのか解明できないが、継承された古くからの”年寄りの知恵”的な医療行為は厳然としてあります。
これらの中には世に幅を利かせるEBMの査定も潜り抜けて有効と”認定”されるものが多数有ります。
いわゆる”職人芸”というものもそれにふくまれるでしょうか。
しかし、こんなテクノロジーの進化はいけませんね。
出た途端、使った瞬間に現在をすべて過去に押しやり葬り去る、そんな力を秘めているアイテムかもしれません。