飲酒と記憶
からだの雑学・あれこれ耳より情報
憂さ晴らしにアルコールを飲むことが有るかもしれません。
皆さんもご経験があるでしょう。
嫌なことがあった…、「忘れてしまいたい」から酒を飲みに行こう。
有りがちなシチュエーションですが、”記憶”という面からは残念ながら不正解です。
アルコールは『飲酒”後”の記憶は怪しくなる』傾向が有りますが、『飲酒”前”の記憶はよく保たれる』という事実が分かっています。
お酒を飲んでも、飲む前の嫌な記憶は消えません。
最悪、飲む前の嫌なことはすべて覚えていて、飲んだ後の悲惨な状況や醜態は忘れている…
わが身を振り返れば思い当たるような…。
純粋にお酒を飲むことを楽しみに行くだけならいいのですが、嫌な出来事を忘れたいからと、飲みに行くのはかえって悪そうです。
自己嫌悪が増すだけかも…。