大人の”滲出性中耳炎”|大牟田市の耳鼻咽喉科立石医院

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大人の”滲出性中耳炎”

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”中耳炎”のイメージは『痛い』という方が圧倒的ではないでしょうか?

『滲出性中耳炎』の主な症状は、●耳が詰まった感じがする。●聞こえが悪い。●自分の声が耳の中に響く。●あくびをするとガボガボ音がする。●中で水が動いている感じがする。等です。

あれ?痛くないの?
実は『滲出性中耳炎』を含む中耳炎の大多数は痛みを伴いません。
これは子供さんの中耳炎でも同様です。

『急性中耳炎』や『航空性中耳炎』の一部は痛みますが、これは”痛くないその他の中耳炎”がよっぽどひどくなった状況が”痛い中耳炎”で、その”痛みのインパクト”が大きいから目立っている!と、考えれば、分かりやすいかもしれません。

中耳腔と呼ばれる、音の響きに関する場所は、空気が充満していることが大事なのですが、”何らかの原因”でここの空気が少なくなると音の響きが悪くなります。空気の代わりに、”水”がたまってしまった場合を”滲出性中耳炎”と言います。
ここに貯まった”水”は体内から”滲み出して”きたものなので、この漢字を取って『滲出性中耳炎』と呼ばれます。

水がたまる原因として
●風邪
●鼻のかみすぎ
●耳管機能の低下
●乳突蜂巣の機能低下
●上記の組み合わせ、や年齢などが挙げられます。

の写真は空気が多くいい状態の耳です。
文字通り「蜂の巣」のような”蜂巣”と言われる構造が良く見えます

の写真は、空気をあまり含まない耳です。水がたまりやすい、もしくはすでにたまっている状態を疑わせます。
蜂の巣の様な蜂巣構造がはっきり見えません。

空気の多い少ない、水のたまり具合、聞こえ、風邪などその他の症状、耳鼻科医はこれらをトータルで判断して、どのような治療が必要かを判断してゆきます。

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