風邪の咽の痛みと主な経過|大牟田市の耳鼻咽喉科立石医院

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風邪の咽の痛みと主な経過

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一般的な風邪の咽の痛みは、軽症のうちは非常に”うっとうしい痛み”とでも表現されるでしょうか。

しばしば、食事は比較的楽に食べることが出来るのに、じっとしているとき、しゃべっているとき、つばをのんだ時の方が痛いことが多いです。

症状は、じわじわと変化してゆき、大きく体の調子を崩すというより、2~3日ごとに少しづつ症状が変わって行きます、咽が痛いと思っていたら、鼻水がでてきた、次に色のついた鼻水から、今度は痰が出る,咳が出ると、徐々に変化してゆきます

多くは一週間くらいで、ピークを迎えその後は徐々に改善に向かいます。
発熱は38度くらいまではよく出ます。此れも最初の一週間くらいが出やすい期間です。

トータルでの病気の期間は2週間くらいを要することが普通です。

副鼻腔炎や気管支炎、中耳炎などを併発した場合は、多少病気の期間の延長が懸念されます。

治療は対症療法と呼ばれ、症状を軽くすることが主になります。

熱が出たら熱さまし、咳が出たら咳止め、鼻水が出たら鼻水止め、ときつい症状を和らげながら、治るまでの期間をしのぎます。

残念ながら、治癒までの期間を短くする治療法が有りませんので、体力と症状をにらみながらの治療になります。

…おまけ

風邪の引き始めや、治りの時期には漢方薬が有効なことが有ります。
小児科さんでも、積極的に漢方を処方するところがあります。

漢方の麻黄(マオウ)にはタミフルと同等の抗ウイルス作用があったと報じられたことが有ります。
漢方がいわゆるインフルエンザの初期に明らかな効果を示す症例が有ります。

確かにタミフルのもととなる原料の主なものは中華の調味料の一つ「八角」ですから、生薬侮り難しといったところでしょうか。

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