サンプリング周波数
オーディオ・音楽関係
CD等の音楽媒体を作成するときに、原音を標本化する際に使用される周波数を言います。
通常CDでは44.1kHZ/16bitという規格が使用されますが、当然これはCDの録音帯域に関係してきます。
ダイナミックレンジではビット数の6倍に相当しますので16×6=96dbということになります
一般的にはサンプリング周波数が大きいほど高精細な録音が可能になり、ダイナミックレンジが大きいほど音にメリハリが生じる”理屈”ですが、音楽の世界でも高精細イコール高音質では無い事がややこしい。
…で、サンプリング周波数の半分が録音可能な最高周波数に相当しますので44.1KHzすなわち44100Hzの約半分である、2万HzまでがCDの再生可能な周波数帯域になります。これは人間の可聴帯域の最高周波数に相当します。
CD出現当時、サンプリング周波数が、実に中途半端なこの値に決定されたのは当時のVTRの録音形式に依拠しているのは有名な事実ですが、奇しくも人間の可聴帯域に合っている?という意味合いではこれで十分と判断されたのでしょうか。
じゃあ、176.4kHzのサンプリング周波数は8万Hzまで再生できるかって?理屈はそうですが、残念!信号処理はまだそれほど進んでなく、人間の可聴域は2万Hz位なので、そこいらは「空気感」と呼ばれる、ややあいまいな(でも大事な)感覚つくりに必要な領域と考えられます。
前述の「MA recordings」 は高いサンプリング周波数を、緻密な臨場感のある音質を作り上げる手段の一つとして通常のCD作成にも採用しているといえるでしょうか。
ちなみに、現在配信されている、ハイレゾのハイエンド音源は196kHz/24bit のスペックなのでダイナミックレンジならば計算上144dbまで再生可能、ジェットエンジンの爆音の10倍以上!に相当する音圧の再生が可能なのですが、机上の空論としても、こんなのまともに本気で再生できるのだったら、効率のいいスピーカーは用心しないと、一発で飛びますね…。