Z701 Modena 突き板貼り
オーディオ・音楽関係
※ここはZ701の初期バージョン(サブバフル無し)の記事です。
Z701 Modena に突き板を貼ってみました。
突板の材質は『モビンギ』柾目で、光の角度で微妙に模様が変化します。
初めての挑戦でしたので自分としては多少、”粗”が有ります。
写真では分かりませんので、パッと見には、あー、キレーに出来たなーって感じでしょうか。
音工房Zさんの、動画を頼りに作業は一日で終了しました。
下記は簡単な、ど素人院長の製作記です。
下地処置⇒突板裁断⇒のり付け(乾燥)⇒圧着(アイロン)⇒ふち取り⇒塗装
の順に作業は進みました。
パーチクルボードの裸地の色です。
裏面と、底部は突板を貼りませんでしたので、一個につき4面…で、上記の写真も表だけです。
ユニットを取り外した後は下地処理です。
ボードの切断面がざらざらで空気を含んだ部が有ります。
突板貼るから大丈夫かな?とおもいましたが、ダメだったら怖いので”秘密のパテ”を使って補修しました。
ねじ穴跡や、気になるへこみも全部埋めた後、表面を平滑にならします。
ノーマルと呼ばれる0.3mmの物を購入しました。
サイズは90cm×180cm
出来るだけ模様の連続性を保てるように、裁断の方向に気を使い、各部に鉛筆で番号を書いておきます。
各面より、1cm大き目になる位にカットしておきます
突板と、本体に厚めにタイトボンドを塗って行きますが、厚塗りすると表面がブツブツしてきて、平滑性が無くなってきて不安…。
一時間ほどで、乾燥して手に着かなくなりますが表面は平滑には程遠く、なんだかザラザラした感触です。
因みに削ろうとしても生乾きなので、やすりもカッターも効きません。
乾かし過ぎも良くなさそうですし…。
突板側にもボンドを塗って、乾燥させておきます。
アイロンで熱を加えて圧着してゆきますが、中々ゆう事効かない感じ…、掛け過ぎると焦げたり、変色します。
面が終わるたびに、ヘチを取ってゆきます。
院長はトリマーではなくカッターで落として、やすり掛けをして仕上げてゆきました。
突板を貼った後は、ラッカーのクリア艶消しで塗装をしました。
塗装は上手くゆきましたが、なんと塗料で突板が柔らかくなったせいでしょうか、浮いてくる部分があるではありませんか!
補修のために、塗装後止む無くアイロンを局所に当てましたが、表面が一部艶消しでない場所が出来てしまいましたが、まあご愛嬌ですね。
突き板貼りの材料費(送料など含まず)は8000円位でしょうか、 内訳は下記参照です。
今回はカッターでトリミングはうまくゆきました。トリマー買ったら、一万円位でしょうか?レンタルしてくれるところもあるのでしょうね。
院長はタイトボンドとアイロンの使いこなしが上手く出来ないようでした、初めてで、なにか他にも色々原因はあるのでしょう。
- 突板 90×180cm 5000円位
- タイトボンド(500g位の一本使いきりました)1600円位
- 塗装用ローラー(ボンド塗用)300円位
- カッター
- はさみ
- 長めの定規
- アイロン
- ヤスリ
- ラッカースプレー(クリア艶消し)600円位