ロシアワクチン接種開始
院長の時々日記
ロシアが新型コロナウイルスのワクチン接種を4日から開始したと報道。
8日からファイザーが接種開始すると発表したことへの対抗とされるが自国内での急激な感染者の増加も無関係ではないだろう。
ワクチンの種類はベクターワクチンとされ、弱毒ウイルスに抗原を運ばせるという方法をとる。
有効性は90%以上とmRNAワクチンとそん色ないようだが。
いずれも、新しい手法であり、人体使用は初の試みのモノ。
ベクターワクチンは中国や西側でもオックスフォード大、ジョンソン&ジョンソンが開発を進めている。
ロシアは軍事面からワクチンの開発は先進国であるが、今回の接種開始は西側に対抗している面が強く、実用面では謎が多すぎるとされている。
古来危機に際しては、独裁国家の危機管理が役に立つことが有るとも言われるが、相手が分からないことの多すぎる微生物であるだけに、一抹の不安がぬぐえないのも事実だ。