Z701Modena-BHBSmini 製作 Vr.1
オーディオ・音楽関係
※ここで紹介しているのは、Z701の初期バージョンです。
注文していた、音工房Zさんの、Z701Modena-BHBSmini (以下Z701)が届きました。大山さんありがとうございます。
院長はこれまで自分で組み立てるスピーカーなどは経験なかったのですが、約一年前に大山さんのHPの記事にいたく感動してそれ以来ファンになりました。
そんなこんなで、音工房Zさんのスピーカーはこれで三台目です。
…なんでスピーカー3台も?…理由(言い訳)は後ほど致します(汗)。
もちろん、ファンだからと言って、院長は”臨床家”で現場命ですのでバイアスかけて聴いたりはしません(笑)。
”初号機”がZ800でしたので、院長の耳も鍛えられました。
その後 Z601を経て、今回のZ701というわけです。
ユニットは8cmの一発なので、構成、部材は一見比較的シンプルです。
※ここの”斜め切り”は新しいバージョンでは、切込みが入って、組み立てやすく改良されているようです。
…なんと、斜め切りが何か所も…。
院長はいきなりビビりました。
素人に、斜め切りの部材の組み立ては結構なプレッシャーなのです。
正直、これまでいい思い出が有りません(泣)
意を決して…、仮組でパーツ確認の後、使いこなし、テキストに沿ってタイトボンドをつけて、テープで仮固定。
粘着力が強くなる半乾き状態を待ちます。
(時間で10分くらいでしょうか…)
はみ出したボンドを、固まったかな?と爪でひっかきながら、すでに祈る気持…(苦笑)
ボンドが半乾きの状態になるのをまって、(乾き過ぎもダメ)インパクトドライバーでビス(32mm)を打ち、本格的な固定をします。
ビスを打つ前に、ドリル(Φ2mm)で下穴をあけておくと固定がスムーズにいくようです。
チョット注意!
※ポイント:ビスを打つ前に必ずボンドが半乾きになるのを待つ!→焦って打つと、インパクトドライバーの強大な力で接着面がズレます。
⇒院長が経験しましたので、間違いありません(汗)
※ポイント:長さの似た部材が有りますので(5mmしか違わない)、念には念をいれて確認しましょう。
⇒院長が間違えましたので、…以下同文…
上記は、大山さんの組み立て、取説にちゃんと書いて下さっていることです。
院長は、仮組しても間違えたので、救いようが有りませんが、ひとのいう事はちゃんと聞きましょう!
皆さんも気を付けましょう!!…あ、院長だけ?
取りあえず斜め部材の組み付け終了。
ここで一日経過。
斜め部分はトータル6か所ですね。
正直、”労作”ですが、やはり部材のカットの正確さには驚かされます。
指示通り組んで行くと、なんだかそれらしく(失礼)出来てゆくではありませんか。
こんな院長が組んでもそれが分かるという…。
※内部の組み立て写真は割愛します。ご了承くださいね。
…で、内部を組み立ててビックリ。精度がちゃんと出てる!
斜めの部材を組んだ音道も1mmと違わず組みあがっています。
1mmも違ったんですか?ってゆわないでね。院長にしてみれば、驚異的な出来栄えで、それは決して”腕”の問題ではなくひとえに”素材”のお蔭としか考えられないのです。
何度も書いてますが、カッティングの精度は半端じゃないです。
…その分ミスにはシビアです…(冷汗)
”箱”はもうすぐ完成。
ここまでで、二日経過。
今回から、”推奨”のタイトボンドを使用したためか、作業がスムーズだったような気がします。
あ、もちろん、”普通”の木工ボンドでも十分良く組み立て可能ですよ。要は慣れの問題と思います。
ユニットは単発ですので、Z601で経験した通り、ショートに注意してテープを貼って、ユニットをキズ付けないように、慎重に組み付けます。
やったー、完成!
ここまでで、三日経過。
Z601Modena(上) との比較です。
ユニットは共通、総重量はZ701 一個7.5㎏、Z601で4㎏位。
これから、楽しみな初音出しと、その後慣らしを数日行って、聴感のレポートはまた後程したいと思います。
ボードの素材が違いますので、色が異なりますね。
突板を貼ったりユニット交換などはまた後の機会に…。